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四段・五段編「剣道昇段審査で合格する!学科試験の模範解答と完全対策」

剣道
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第1章 知識・理論

問1「剣道の理念および剣道修練の心構え」について述べなさい

全日本剣道連盟模範解答例

剣道の理念 

 剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である

剣道修練の心構え 

 剣道を正しく真剣に学び、心身を練磨して旺盛なる気力を養い、剣道の特性を通じて礼節をとうとび、信義を重んじて誠を尽くして、常に自己の修養に努め、以て国家社会を愛して、広く人類の平和繁栄に寄与せんとするものである。

問2 「剣道が上達する要件」を述べなさい。

MUNASHI的解答例

 剣道の理念と剣道修練の心構えを理解し、目標をもって、継続的に稽古を続けることが大切である。基本を大切にしながら、様々な技の修練に努め、素直な気持ちで師の教えを忠実に実践していくことが重要である。また、礼儀作法を通じて、心身を鍛えて健全な生活をおくるとともに、稽古や試合後は自己評価を行って反省し、次に向けて準備をすることが大切である。

問3「下位者と稽古をするときの留意点」について述べなさい

MUNASHI的解答例

剣道において下位者と稽古をする際の留意点は以下の通りです。わかりやすくポイントに分けて記載します。

  1. 敬意を持つ:下位者に対しても敬意を持って接することが大切である。指導する立場として、謙虚な姿勢を保ち、相手の成長をサポートすることが求められる。
  2. 合気になる:下位者であっても、自分と同等かそれ以上の者と稽古をするつもりで、お互い合気となり、正しい打突の機会を捉えることが大切である。
  3. 適切な指導:下位者の技術や体力に応じた指導を行うことが重要。無理な指導や過度な要求は避け、相手のペースに合わせて指導を進めることが大切である。
  4. 褒める:下位者が努力や成長を実感できるよう、適度に褒めの言葉をかけることが重要である。自信を持たせることで、稽古に対する意欲を高めることができる。
  5. 模範を示す:自らが手本となるよう、正しい技術や礼儀作法を示すことが大切です。模範を示すことで、下位者が学びやすくなります。
  6. 安全に配慮する:下位者が安全に稽古できるよう、適切な指導と注意を払うことが重要である。特に初心者には、基本動作や安全な技術を重視して指導することが求められる。

問4 「指導者としての心構え」について述べなさい

全日本剣道連盟模範解答例

 剣道指導者としての基本的な心構えは次のとおりである。

  1. 確固たる信念と情熱、愛情と誠意をもって指導する
  2. 指導を受けるものの人格と個性を尊重する
  3. 自らの人格を養い、信頼される指導者となるよう努力する
  4. 指導を受ける者とともに修練に励み、技能の向上を図る
  5. 能率的・合理的な指導法の研究を心掛け、指導を受ける者が理解しやすい指導の方法を研究する
  6. 指導を受ける者の健康や安全に留意する

問5「準備運動の意義」について述べなさい

全日本剣道連盟模範解答

準備運動により、身体の筋肉や関節の動きが高まり、呼吸・循環器系の機能を高め、血流が多くなることによって体温が上昇し、身体を敏捷に働かせることになり、目的とする運動成果を高めることが可能となる。さらに稽古や試合における障害の発生を予防することができる。

MUNASHI的解答例

準備運動は、身体の筋肉や関節を温めることによって、運動中の柔軟性を向上させ、動きをスムーズにします。これにより、怪我のリスクを軽減できます。

徐々に心拍数と呼吸を上げることで、心臓や肺の機能を運動に適応させ、運動中のパフォーマンスを向上させます。

ストレッチや柔軟体操を行うことで、関節の可動域が広がり、運動中の動きが滑らかになります。これにより、パフォーマンスの向上が期待できます。

問6 「整理運動の意義」について述べなさい

全日本剣道連盟模範解答

 整理運動を行うことにより、稽古や試合によってもたらされる身体的(筋肉・腱・心臓・肺など)・精神的疲労を回復したり、疲労がもとで発生する障害を予防することが出来る。

MUNASHI的解答例

 整理運動は、運動後の筋肉をゆっくりとほぐし、血流を促進することで、疲労物質の排出を助け、疲労回復を促進します。

 運動後の急激な心拍数や呼吸の低下を防ぎ、徐々に正常な状態に戻すことで、心臓や肺にかかる負担を軽減します。

 軽いストレッチや柔軟体操を行うことで、筋肉の硬直を防ぎ、柔軟性を維持することができます。これにより、運動後の筋肉痛や怪我の予防になります。

プロフィール
MUNASHI〈34〉の剣
MUNASHI

はじめまして。サイト管理人の「三四(MUNASHI)」と申します。

私は小学から高校まで剣道を続けて高校三段取得を最後に、剣道から離れておりましたが、40歳を機にリバ剣の仲間入り。

大人になって改めて始めた剣道の世界は、体力的にも精神的にも厳しいところはありますが、それ以上に自分や子供たちの成長を手に取るように感じられるので、再開してよかったと心から思っています。

このブログでは、剣道初心者やブランク剣士・リバ剣士さんたち向けに、MUNASHIが日ごろから剣道を通じて学んだことをアウトプットしながら読者の皆さんと一緒に成長していくことを目的として書いております。

どうぞよろしくお願いします。

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