
今回は剣道昇段審査で合格する、学科試験の模範解答と完全対策(初段編)です。

初めて昇段審査を受けるという方は、しっかり読んで対策しましょう。
第1章 知識・理論

それでは早速はじめていきましょう。難しい言葉も出てくるかもしれませんので、その時は自分で意味を調べて、自分の言葉に置き換えると理解が深まります。
問1「稽古の心構え」について述べなさい。

まずは、剣道連盟の模範解答を見てみましょう
稽古という言葉には、先人の教えについて工夫・研究し、考えるといった意味が含まれている。また、稽古には「鍛錬」「練磨」という鍛錬的な意味や、「修練」「修業」という修養的な意味がある。
〈全日本剣道連盟 剣道学科審査解答例より引用〉
MUNASHI的解答例

稽古の心構えでは、まず明確な目標や日々の課題を持って取り組むことが大切です。自分の技術や知識に満足せず、常に向上心を持って積極的に稽古に臨むことが求められます。また、集中力を高め、安全に配慮して、稽古中は他のことに気を取られず、全力で取り組むことが必要です。さらに、礼儀を重んじ、師範や稽古仲間に対して敬意を持って接することも重要です。稽古の後には、反省をしてさらなる研究や工夫をすることが大切である。
問2「基本の大切さ」について述べなさい。

まずは、剣道連盟の模範解答を見てみましょう
剣道の基本は、家に例えると土台に相当する。つまり、立派な家を建てるためにはしっかりとした基礎が必用になる。
〈全日本剣道連盟 剣道学科審査解答例より引用〉
MUNASHI的解答例

剣道において基本は非常に重要である。基本技術をしっかりと身につけることで、応用技術や高度な技術も習得しやすくなります。基本がしっかりしていないと、どんなに高度な技を学んでも安定した動きができず、試合や稽古での成果も上がりません。また、基本を繰り返し練習することで、体に自然と技術が染み込み、無意識に正しい動きができるようになります。基本を大切にすることで、剣道の技術だけでなく、精神的な強さや集中力も養われます。
問3「使ってはいけない竹刀」とは、どのような竹刀ですか。
MUNASHI的解答例

使ってはいけない竹刀とは・・
- 先革が破れているなど手入れが不十分な竹刀
- ささくれやひび割れ、欠けがある竹刀
- 中結が緩んでいる竹刀
- 長さや重さが規定外の竹刀
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