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四段・五段編「剣道昇段審査で合格する!学科試験の模範解答と完全対策」

剣道

問15 「応じていく技」とはどのような技か説明し、「主な技」を書きなさい

全日本剣道連盟模範解答例 

応じていく技(応じ技)」とは、相手の打突に対して、竹刀操作と体さばきにより、相手の打突を無効とし、自分の体勢を崩すことなく、すかさず打ち込む技である。

  1. 抜き技
  2. 返し技
  3. 打ち落とし技
  4. すり上げ技

問16 「抜き技」について説明し、「指導上の留意点」を述べなさい

全日本剣道連盟模範解答例

 相手の打突に対して、身体をかわしたり、引いたりして空を打たせ、技が尽きたところを打つ技です。相手の打突に対して、距離を変えて抜いたり、方向を変えて抜いたりする技がある。

  1. 面抜き面(引いて抜く・開いて抜く)
  2. 面抜き胴(右胴・左胴)
  3. 小手抜き面
  4. 小手抜き小手
  5. 面抜き小手
  6. 小手抜き右面(片手横面)

指導上の留意点

 相手に抜くことを察知されないようにするとともに、相手を攻めて、無理な技を出させてその技を抜くようにさせる。この場合、相手の技を十分に引き付け、相手の技が尽きようとする瞬間を抜くようにさせる。また、身体を開く、かわす、退がるときに体勢が崩れたり、打つ時に後ろ足が残らないようにさせる。

問17 「すり上げ技」について説明し、「指導上の留意点」を述べなさい

 全日本剣道連盟模範解答例

 相手が打ち込んできた竹刀を、自分の竹刀の左側(表)または右側(裏)の鎬ですり上げて相手の打突を無効にし、相手の体勢や竹刀の軌道が崩れたところをすかさず打つ技である。

主な技は以下の通り

  1. 面すり上げ面(表・裏)
  2. 面すり上げ小手
  3. 面すり上げ胴(左・右)
  4. 小手すり上げ面
  5. 小手すり上げ小手
  6. 突きすり上げ面(表・裏)

指導上の留意点

 相手の打突を迎えるような気持で、最初は大きく、ゆっくり、正確に行わせ、すり上げる際は手首を柔らかくして、鎬で半円を描くようにすり上げる。すり上げと打ちが一拍子となるようにさせる。

プロフィール
MUNASHI〈34〉の剣
MUNASHI

はじめまして。サイト管理人の「三四(MUNASHI)」と申します。

私は小学から高校まで剣道を続けて高校三段取得を最後に、剣道から離れておりましたが、40歳を機にリバ剣の仲間入り。

大人になって改めて始めた剣道の世界は、体力的にも精神的にも厳しいところはありますが、それ以上に自分や子供たちの成長を手に取るように感じられるので、再開してよかったと心から思っています。

このブログでは、剣道初心者やブランク剣士・リバ剣士さんたち向けに、MUNASHIが日ごろから剣道を通じて学んだことをアウトプットしながら読者の皆さんと一緒に成長していくことを目的として書いております。

どうぞよろしくお願いします。

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