問13 「払い技」について説明し、「指導上の留意点」を述べなさい
全日本剣道連盟模範解答例
相手に隙が無くて打突できない時、相手の竹刀を右または左に払い上げたり、払い落として構えを打突する技である。
- 払い面
- 払い小手
- 払い胴
- 払い突き
指導上の留意点
払う場合は左腰、左拳を中心に右手首を柔らかくして、剣先で弧を描くように鎬で、右または左に払い、一拍子で打突するようにさせる。
問14「引き技」について説明し、「指導上の留意点」について述べなさい
全日本剣道連盟模範解答例
体当たりや鍔競り合いから、相手の体勢を崩し、手元の変化を瞬時に捉え、引きながら打つ技である。
- 体当たり→引き面
- 体当たり→引き胴
- 体当たり→引き小手
- 鍔競り合い→引き面
- 鍔競り合い→引き胴
- 鍔競り合い→引き小手
指導上の留意点
打突する間合いが近くなりやすいので、十分に引き足を使って間合いを作るとともに、打突時は体制が崩れやすいので、十分に腰を入れて打突し、素早く間合いを切って残心し、相手に正対するようにさせる。
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