問10 「小手の打ち方」について説明しなさい
MUNASHI的解答例
中段の構えの場合の小手打ちは、右小手打ちが基本です。小手は面よりも手前にあるため、両腕の間から相手の右小手が見える程度に振りかぶって、右足から小さく踏みこむと同時に、手首と手の内を使ってコンパクトに打ちます。打つ時に小手だけを見ないように注意します。
問11 「胴の打ち方」について説明しなさい
MUNASHI的解答例
胴打ちは、右胴を打つのが基本です。面打ちと同様に、まず大きく真っ直ぐに竹刀を振りかぶってから、頭上で手を返して、膝を使いながら、腰をやや落として、右足を相手に対して、やや右前に踏み込んで右胴を打ちます。打った時に身体が前傾しないように注意し、打突後は左足を素早く引き付けて、相手の右前方へスムーズに抜けていき、振り返って残心をとります。
問12 「突きの突き方」について説明しなさい
MUNASHI的解答例(全日本剣道連盟模範解答参考)
体当たりとは、打突後の余勢で、自分の体を腰から相手にぶつかることで、相手の態勢を崩して打突の機会を作る動作です。
身体を相手にぶつけると同時に、両拳を相手の下腹部から救い上げるようにして当たることで、相手の気勢を挫くとともに、相手の態勢が崩れた瞬間を素早く打突できるようにしておくことが重要です。
コメント