初段編「剣道昇段審査で合格する！学科試験の模範解答と完全対策」

問4　「足さばき」について説明しなさい

MUNASHI的解答例

剣道で使われる足捌きには4種類ある

1. 送り足　右足を前に出し、前後左右斜めに近く早く移動したり、打突の時に使用する
2. 歩み足　歩くのと同じように、左右の足を交互に出して遠く早く移動する時に使用する
3. 開き足　相手の打突から身体を交わしたり、受け流したりするときに使用する
4. 継ぎ足　遠間から打突するときに左足を寄せて間合いを詰める際に使用する

　足捌きに関する記事はコチラにも書いてありますので、是非読んでみてください。

問5　「素振りの種類」を4つ書きなさい

全日本剣道連盟模範解答例

1. 上下素振り
2. 斜め素振り
3. 空間打突
4. 跳躍素振り

〈全日本剣道連盟　剣道学科審査解答例より引用〉

問6　「三つの間合い」を書きなさい

　MUNASHI的解答例

　間合いは相手との距離のことで、大きく3つの間合いがある

1. 遠間（とおま）　相手の打突も届かないが、自分も相手に届かない距離の間合い
2. 一足一刀の間（いっそくいっとうのま）　一歩踏み込んだら相手を打てる間合いで、一歩下がれば攻撃をかわせる間合い
3. 近間（ちかま）　簡単に相手に届く間合いだが、相手にも打たれる危険が高い間合い

　参考までにもう一つ、触刃の間（しょくじんのま）と交刃の間（こうじんのま）というのもあります。触刃の間は丁度お互いの剣先が触れ合う間合いのことで、交刃の間はさらに一歩入って、お互いの竹刀の打突部が交わった距離になります。初段の回答としては、基本の3つの間合いの回答でOKです。

間合いについてはコチラにも書いていますので、良かったら読んでください。