問13 「間合」について説明しなさい。
間合いは相手との距離のことで、大きく3つの間合いがある
- 遠間(とおま) 相手の打突も届かないが、自分も相手に届かない距離の間合い
- 一足一刀の間(いっそくいっとうのま) 一歩踏み込んだら相手を打てる間合いで、一歩下がれば攻撃をかわせる間合い
- 近間(ちかま) 簡単に相手に届く間合いだが、相手にも打たれる危険が高い間合い
参考までにもう一つ、触刃の間(しょくじんのま)と交刃の間(こうじんのま)というのもあります。触刃の間は丁度お互いの剣先が触れ合う間合いのことで、交刃の間はさらに一歩入って、お互いの竹刀の打突部が交わった距離になります。学課試験の解答としては、基本の3つの間合いでOKです。
問14 「三殺法」について説明しなさい
全日本剣道連盟模範解答例
相手を制するための手段として、相手の剣、技、気の三つを封じること
- 剣を殺す 相手の剣を押さえたり、払うなどして剣の動きを制する
- 技を殺す 先手先手と攻めて、相手に技を仕掛ける余裕を与えない
- 気を殺す 気力で相手を圧倒し、相手が攻撃しようとする機先を制する
問15 「打突の好機」について説明しなさい
MUNASHI的解答例
打突の好機は主に次のとおりである
- 相手が動き出そうとする瞬間(出ばな)
- 技が尽きたところ(打ち終わり)
- 居付いたところ(身心の緊張がゆるんだ瞬間、気持で圧倒されたとき)
- 引き際(退がろうとするところ)
- 受け止めたところ
- 息を深く吸うところ
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