二段・三段編「剣道昇段審査で合格する！学科試験の模範解答と完全対策」

問10　「払い技」について説明し、主な技を書きなさい

全日本剣道連盟模範解答例

　相手に隙が無くて打突できない時、相手の竹刀を右または左に払い上げたり、払い落として構えを打突する技である。

1. 払い面
2. 払い小手
3. 払い胴
4. 払い突き

問11「引き技」について説明し、主な技を書きなさい

全日本剣道連盟模範解答例

　体当たりや鍔競り合いから、相手の体勢を崩し、手元の変化を瞬時に捉え、引きながら打つ技である。

1. 体当たり→引き面
2. 体当たり→引き胴
3. 体当たり→引き小手
4. 鍔競り合い→引き面
5. 鍔競り合い→引き胴
6. 鍔競り合い→引き小手

問12　「目付け」について説明しなさい

MUNASHI的解答例

　目付けとは相手を前にしたときの自分の目の置き所のことであり、基本的には相手の目を見ながらも、ぼんやりと身体全体を見るように意識をする。イメージとしては相手の目の後ろ（後頭部）にピントを合わせるような感覚である。

　これを表現する教えとして「遠山の目付け」「紅葉の目付け」「鶴見二つの目付け」などがある。