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二段・三段編「剣道昇段審査で合格する!学科試験の模範解答と完全対策」

剣道

問4 「体当たり」について説明しなさい

MUNASHI的解答例 (全日本剣道連盟模範解答参考)

 体当たりとは、打突後の余勢で、自分を腰から相手にぶつかることで、相手の態勢を崩し、打突の機会を作る動作です。

 相手に身体をぶつけると同時に、両拳を相手の下腹部から救い上げるようにして当たり、相手の気勢を挫くとともに、相手の態勢が崩れた瞬間にすかさず打突できるようにすることが重要です。

 体当たりの主な注意点は以下の通りである

  1. 手先だけでなく、腰を中心にして全身の力で当たる
  2. 当たりながら下から押し上げるようにする
  3. 当たる際は絶対に頭を下げない
  4. 体当たりをして、相手が退がれば追い込んで打つ。
  5. 相手が体当たりで崩れない場合は、押し返す力や反動を利用して、引き技や交わして打つ
  6. 体当たりと打ちは一連の動作にする

問5 「正しい鍔迫り合い」について説明しなさい

MUNASHI的解答例(全日本剣道連盟模範解答参考)

 鍔迫り合いは、お互いの攻撃(打突)によって、間合いが近くなり、鍔と鍔が競り合った状態のことです。

 互いの竹刀をやや右斜めにして、右手をみぞおちの前あたりに持ってきて、身体の中央で鍔と鍔で競り合います。この時、小手が相手の刃部に触れたり、小手同士の押し合いにならないようにし、競り合い中は掛け声(気勢)を発しないなど注意が必要です。

 手元の変化や、足さばきによる体勢の入れ替えによって、相手が崩し、打突の機会をつくります。

鍔迫り合いの主な注意点は以下の通りである

  1. 手元を下げて、下腹部に力を入れて腰をしっかり伸ばす
  2. 首を真っ直ぐに保ち、相手と背比べをする気持ちで相対し、身体が前傾しないようにする
  3. お互いの鍔と鍔が競り合うようにする
  4. 相手の方に故意に竹刀をかけたり、刃部を身体にかけたりしない
  5. 必要以上に力んだり、気を抜いて休まない
  6. 積極的に技を出すか、一呼吸おいてお互い技が出ない場合は、速やかに分かれる

問6 「有効打突」について説明しなさい

全日本剣道連盟模範解答例 

 有効打突とは「充実した気勢、適正な姿勢を持って、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるもの」である。その他、打突の強弱、手の内の冴え、身体の捌きなどの要素が備わり、綜合的にみて有効打突は決定される

プロフィール
MUNASHI〈34〉の剣
MUNASHI

はじめまして。サイト管理人の「三四(MUNASHI)」と申します。

私は小学から高校まで剣道を続けて高校三段取得を最後に、剣道から離れておりましたが、40歳を機にリバ剣の仲間入り。

大人になって改めて始めた剣道の世界は、体力的にも精神的にも厳しいところはありますが、それ以上に自分や子供たちの成長を手に取るように感じられるので、再開してよかったと心から思っています。

このブログでは、剣道初心者やブランク剣士・リバ剣士さんたち向けに、MUNASHIが日ごろから剣道を通じて学んだことをアウトプットしながら読者の皆さんと一緒に成長していくことを目的として書いております。

どうぞよろしくお願いします。

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