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剣道がもっと強くて楽しくなる「3つの攻め」を身に着ける

初心者向

第4章 中心を取るための3つの攻め方

①表からの攻め

 相手と対峙したときに、相手の竹刀を自分から見て右側を「表(オモテ)」と呼びます。自分の竹刀が相手の竹刀の右側にある状態ですね。表からの攻めが基本にあります。

 表から攻めて、相手が何も返してこないか居付いて動かないなら、そのままメン!

 表から攻めて、相手が押し返して来たら、その反動を生かして、手元が開いた瞬間コテ!という攻撃ができます。

②裏からの攻め

 表から攻めたときに相手が逆に中心を取り返してきたら、今度は竹刀をクルッと裏側(自分から見て相手の竹刀の左側)に竹刀を回して中心を取り返します。これが裏からの攻めになります。

 裏から攻めて、相手の手元が上がったところをコテ!

 裏から攻めて、相手が押し返してきたその反動を生かして表からメン!という攻撃ができます。基本的には表と裏を使いながら、中心を取りあい攻撃の機会を伺います。

③下からの攻め

 表、裏の攻めだけでは相手を崩せない場合は、剣先を相手の右拳に向けるようにパッと下げて攻めてみましょう。相手に対して小手を打つぞという気を発すると、一瞬相手も剣先を下げて小手を守ろうとします。その瞬間をとらえてメン!という攻撃が可能になります。

 ただ剣先を下げ過ぎると、逆に相手に攻めのチャンスを与えてしまいかねないので、あくまで相手の右拳を攻めるイメージをもっておきましょう。

プロフィール
MUNASHI〈34〉の剣
MUNASHI

はじめまして。サイト管理人の「三四(MUNASHI)」と申します。

私は小学から高校まで剣道を続けて高校三段取得を最後に、剣道から離れておりましたが、40歳を機にリバ剣の仲間入り。

大人になって改めて始めた剣道の世界は、体力的にも精神的にも厳しいところはありますが、それ以上に自分や子供たちの成長を手に取るように感じられるので、再開してよかったと心から思っています。

このブログでは、剣道初心者やブランク剣士・リバ剣士さんたち向けに、MUNASHIが日ごろから剣道を通じて学んだことをアウトプットしながら読者の皆さんと一緒に成長していくことを目的として書いております。

どうぞよろしくお願いします。

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