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「すり足」がスムーズに早く出来る3つのポイントとは

初心者向

第2章 スムーズで早いすり足の稽古法

ポイントは頭の平行移動

 左足の母指球に体重を乗せた状態で、左足の力で右足を押し出すような気持ちで、おへそと右のつま先を同時にスッと前に出します。大股になる必要はなく、歩く歩幅と同じくらいで大丈夫です。この時に上半身は背筋を伸ばした状態で平行移動します。頭がおへそよりも後ろに遅れたり、あるいは頭が先に前に出たりすることがないように気を付けます。

 右足がスッと前に出せたら、今度は素早く左足の引き付けをします。引き付けた左足が右足を追い越さないように、右足に対して、元の構えと同じ位置に左足を引き付けます。また右足を前に出した際に、左足のかかとが上がりすぎないように注意します。

 イメージとしては右足を前に出して、右足が止まった瞬間に左足を引き付けて元の構えに戻るように意識をします。 この一連の動きを余計な力を入れずにできるように稽古をすれば、スムーズで早いすり足ができるようになります。

すり足をレベルアップする稽古

 慣れてきたら、こんな稽古もおすすめです。

  • 普通に右足から4歩歩きます。右左右左
  • 4歩目の左足の次の右足をすり足で前に出して、左足を引き付け、送り足に移行 

つまり、最初は歩み足からスタートして、4歩目から送り足に移行する稽古です。普段歩くときにはわざわざ力を入れて歩かないはず。歩くのと同じような感覚で、すり足が出来るようにイメージします。これをやると無駄な力をいれないすり足の感覚が身につきますので、繰り返し稽古してみましょう。

前後左右のすり足移動をスムーズに

 すり足の前進移動がスムーズにできるようになってきたら、すり足の後退や左右移動も稽古しましょう。前後左右にスムーズに動けるようになったら、剣道の基礎レベルはグッと高くなっているはずです。

プロフィール
MUNASHI〈34〉の剣
MUNASHI

はじめまして。サイト管理人の「三四(MUNASHI)」と申します。

私は小学から高校まで剣道を続けて高校三段取得を最後に、剣道から離れておりましたが、40歳を機にリバ剣の仲間入り。

大人になって改めて始めた剣道の世界は、体力的にも精神的にも厳しいところはありますが、それ以上に自分や子供たちの成長を手に取るように感じられるので、再開してよかったと心から思っています。

このブログでは、剣道初心者やブランク剣士・リバ剣士さんたち向けに、MUNASHIが日ごろから剣道を通じて学んだことをアウトプットしながら読者の皆さんと一緒に成長していくことを目的として書いております。

どうぞよろしくお願いします。

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