PR

剣道五段への挑戦者必見:これが出来たら合格!審査で光るために必要な稽古法

剣道

第5章 メンタルと集中力を鍛える方法

試験を想定した模擬稽古の取り組み方

 五段の昇段審査では、実技での立ち合いが非常に重要であり、限られた時間内に自身の技量を存分に示す必要があります。立ち合いは1分間×2人ですので、実技を想定した模擬稽古を取り入れることが有効です。模擬稽古では、実際の審査環境を意識して、緊張感を再現することが大切です。

 まず、審査と同じ時間制限を設定し、稽古中にどのように自分の強みを発揮するかを重点的に練習します。また、審査での立ち合いでは、冷静な状況判断が求められるため、間合いや相手の動きを意識した攻防を稽古に取り入れましょう。稽古後は振り返りを行い、改善点を明確にすることでさらなる向上を目指します。

プレッシャーを克服するための心得

 五段の昇段審査は、多くの受審者にとって大きな挑戦であり、そのプレッシャーに打ち勝つことが鍵となります。まず、自信を持つことが重要です。そのためには、日頃から目標を持った稽古を続けること、自分自身の成長を確認することが励みになります。

 また、プレッシャーをプラスに変える考え方を身につけましょう。緊張するのは自然なことであり、それは自分が真剣に取り組んでいる証でもあります。「緊張した状態だからこそ力が発揮できる」と捉えるよう意識すると、不安が和らぐことが多いです。そして、日ごろから深呼吸や瞑想を試し、自分を落ち着かせる方法を身につけておくことも効果的です。

審査前日の心身の整え方

 審査前日は、十分な心身のコンディション管理を行うことが非常に重要です。まず肉体的な準備として、無理な稽古は避け、技の確認や良い形でのイメージになるような、軽めの稽古にとどめておくと良いとおもいます。これによって体の緊張をほぐし、翌日のパフォーマンスを最大限引き出せる状態を作ります。

 精神的な準備としては、審査のシミュレーションを簡単に行い、自分がどのように動くかをイメージしておくと良いでしょう。ただし、不安を煽るような考え方は避け、自分のこれまでの稽古の成果を信じることが大切です。また、夜は十分な睡眠をとるため、早めに就寝できるよう準備を整えましょう。適切な休息が、当日ベストな状態で臨むための最善策です。剣士の皆様のご昇段を心から祈っています。

審査の流れと当日の準備

 五段審査は、通常、実技審査と学科試験(申込時に変更)、日本剣道形が行われる流れで進みます。地域の審査会場によって細かいルールには差異がありますが、基本的な審査は午前中から開始されます。受審者は整列や審査開始時の礼法などまでも含めて評価対象となるため、日頃から礼儀正しい振る舞いを心がける必要があります。

 審査当日は、時間に余裕を持って会場に到着し、心身を落ち着かせることが大切です。また、試合場でどのような相手と立ち合いになるか分からないため、様々な剣風に対応できる準備やイメージトレーニングも欠かせません。服装や剣道具の点検、正しい装着、心を整える深呼吸など、小さな準備を怠らないことが合格へ繋がる一助となるでしょう。

Amazon.co.jp: 剣道審査員の目3 : 剣道時代編集部: 本
Amazon.co.jp: 剣道審査員の目3 : 剣道時代編集部: 本

MUNASHI〈34〉の剣はランキングに参加しています。

剣道ランキング
剣道ランキング
プロフィール
MUNASHI〈34〉の剣
MUNASHI

はじめまして。サイト管理人の「三四(MUNASHI)」と申します。

私は小学から高校まで剣道を続けて高校三段取得を最後に、剣道から離れておりましたが、40歳を機にリバ剣の仲間入り。

大人になって改めて始めた剣道の世界は、体力的にも精神的にも厳しいところはありますが、それ以上に自分や子供たちの成長を手に取るように感じられるので、再開してよかったと心から思っています。

このブログでは、剣道初心者やブランク剣士・リバ剣士さんたち向けに、MUNASHIが日ごろから剣道を通じて学んだことをアウトプットしながら読者の皆さんと一緒に成長していくことを目的として書いております。

どうぞよろしくお願いします。

MUNASHIをフォローする
スポンサーリンク
剣道昇段審査対策
MUNASHIをフォローする

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました