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【必見】剣道四段昇段審査で審査員が注目するポイントとは

剣道

第3章 形審査とそのポイント

形審査の流れと目的

 剣道四段昇段審査における形審査は、実技審査と並ぶ重要な項目です。形審査では、防具を装着せず、剣道形を行い、正しい基本動作と剣道の理合を示すことが求められます。その目的は剣道の本質を理解し、剣道技術の根本にある型への理解を深めた上で実践に活かす力を確認することにあります。審査の流れとしては、決められた順序で形を演じ、終了後の礼まで一連の動作が評価されます。

正確な型を演じるための稽古法

 剣道形を正確に演じるためには、一つ一つの動作を正確に覚えるだけでなく、ペアでの稽古を重ねることが重要です。自宅での基本動作の反復練習を行い、体に馴染ませることも効果的です。また、指導者や先輩などの指摘を素直に受け入れることが正確性を高めるポイントです。特に四段昇段審査を目指す場合、「間合い」や「残心」といった要素を丁寧に意識するだけでなく、相手との協調性を重視した稽古が必要です。審査当日は緊張するものと覚悟して、頭だけでなく、身体が自然と動くようになるまで繰り返し稽古を重ねましょう。

型における間の取り方

 剣道形の間合いと間は、非常に重要な審査ポイントの一つです。特に四段では、型の流れの中で適切な間を取ることが求められます。間を取る際には、ただ物理的な距離を意識するのではなく、自分と相手の「機」を感じ取り、打つべき機会や止まるべき機会を考えることが大切です。そのためには両者が合気となるよう、同じ意識を持って構え、心を合わせた稽古が必要です。

形審査で減点されるポイント

 形審査で減点される主なポイントは、動作の不正確さや流れのぎこちなさです。例えば、所定の順序を間違えたり、間合いが適切でなかったりすると評価が下がることがあります。また、打突後の残心が不十分だったり、礼法が疎かだった場合も減点対象となります。特に四段では、基本的な技術を完全に修得していることが前提として審査されるため、細かいミスでも合否に影響を与えることがあります。

緊張を克服する方法と心構え

 形審査では、緊張が動作の正確さに影響を及ぼすことがあります。そのため、緊張を克服する方法として、審査前に十分な準備を整えることが大切です。日々の稽古で十分な自信を持つことで、当日落ち着いて臨むことができます。また、深呼吸やイメージトレーニングを行い、自分が成功している姿を思い描くことも効果的です。そして、「自分を信じる」という心構えを持つことで、普段通りの実力を発揮できるでしょう。もし、やり直しを指摘されたときは、深呼吸して、慌てず落ち着いて対応するようにしましょう。

プロフィール
MUNASHI〈34〉の剣
MUNASHI

はじめまして。サイト管理人の「三四(MUNASHI)」と申します。

私は小学から高校まで剣道を続けて高校三段取得を最後に、剣道から離れておりましたが、40歳を機にリバ剣の仲間入り。

大人になって改めて始めた剣道の世界は、体力的にも精神的にも厳しいところはありますが、それ以上に自分や子供たちの成長を手に取るように感じられるので、再開してよかったと心から思っています。

このブログでは、剣道初心者やブランク剣士・リバ剣士さんたち向けに、MUNASHIが日ごろから剣道を通じて学んだことをアウトプットしながら読者の皆さんと一緒に成長していくことを目的として書いております。

どうぞよろしくお願いします。

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